山茶花

詩と曲 青山 武彦

風にむかってうたうことが とてもつらいとき
僕と一緒にうたってみないか あの風にむかって

  きびしい冬を待つように 真っ赤な花を咲かせ始める
  あのさざんかの花を 君は知っているだろう
  
冷たい風が痛いほどに 頬にあたるとき
君は何かこみあげないか その風の痛さに

  きびしい冬を楽しむように 真っ赤な花を咲かせてる
  あのさざんかの花を 君は知っているだろう
  
苦しみばかり続くようで とてもつらいとき
叫んでみろよ 歌ってみろよ 声の続くかぎり

  きびしい冬に負けないで 真っ赤な花をもやしてる
  あのさざんかの花を 君は知っているだろう
  
  きびしい冬を待つように 真っ赤な花を咲かせ始める
  あのさざんかの花を 君は知っているだろう