問いかけ

詩と曲 池崎 教授

ひとはそれぞれ 何に向かって 歩いて行くんだろう
人に裏切られ 力の無さに苦しみ それでもそれでも顔をあげて

ひとはそれぞれ 何が欲しくて あくせく今日もあしたも
たとえばお金 それとも心の安らぎ 大切なひとの幸せと笑顔

幼いころ あこがれは すべてのひとに 幸せはこぶ人
めぐりめぐって けがれの中 少しずつ変わってく自分がみえる


ひとはそれぞれ 何を支えに 生きてゆくんだろう
それぞれの道 だれかへの愛 それからほんの小さな出会い

ひとはそれぞれ 何もできずに 死んでしまうのか
たどりつけぬまま 苦しみと悔しさに 抱かれて静かに眠ってしまうのか


ああ すべてのひとの 想いが星のように
ああ きらめく時がくるために 私に何が出来るだろう

人と人とが殺しあう 人が人を苦しめ蜜を吸う
そんな世界はもう見たくない
なぜもっと なぜもっと 愛そうとしない

ああ すべてのひとの 想いが星のように
ああ きらめく時がくるために 私に何が出来るだろう