小説というものにはまったのがいつかを思いだすことは出来そうにありません。
小さい頃体が弱かった私は、お決まりの路線で家の中で本ばかり読むような子供でした。
これではいけないと親たちがあれこれ画策したおかげで、どうにか生きてきましたがそれでも本というものに首まで浸かっている、というスタイルはついに変わることなく、ここまで来てしまいました。
さて、ライトノベルです。殆どのライトノベルは活字で書いたマンガ、というべきものです。それが悪いというつもりは全くなく、事実大量のラノベを消費する私ではありますが、そうはいっても未来に残るだろうな、と思われるものは大変数が少ないのも事実です。
また、ライトノベルといういささか青少年向きとされるジャンルに対し、大人向きとされるものに大衆小説というものがあります。これとて、たいていはその時代に消費されそれでおしまい、というものがほとんど°だと思いますが、しかし思えばアレクサンドル・デュマ、とか、ウォルター・スコットにしても書いていたのはその当時の大衆小説なわけです。
本当に優れたものはジャンルを越え、出版社の商業主義をも超えていくと信じたいものです。
さて、ラノベですが、一応詳細な論を展開するのはこちらのコンテンツでやることにして、ちょっと読んだ感想とかはブログで、というのが現在のスタイルというものでしょうか。
別に異論はないのでそういうスタイルで行きたいと思います。
ただしここでのラノベ・大衆小説などといったジャンルわけはあくまで便宜的なものです。ですが一応ラノベ以外の小説については「文学」のジャンルで扱います。
なお、まだ90年代の頃に書いた旧・読書雑記というものがあります。当時は特にジャンルわけせず手当たり次第に読んだものについて書いていました。これは今や古い内容になっていますが、しかし一度公開したものをさしたる理由もなく抹消するのもどうかと思いますので、便宜上ここにいれておきます。